過去問は4つの箱に分ける
6年生の秋、過去問の丸つけはできても、そのあと何をすればいいかわからない。まちがえた問題を全部解き直そうとすると時間が足りません。疲れてしまう原因は努力の量ではなく、努力の向け先がばらばらなことです。問題を仕分ける基準を持つと、解き直しに迷わなくなります。
2つの物差しで4つに分ける
物差しは「その問題を見たことがあるか」と「その問題は難しいか」の2つです。
- 1つ目の箱:見たことがあり、易しい問題(例題とほぼ同じ、数字が変わっただけの問題)
- 2つ目の箱:見たことがあるが、難しい問題(立体の切断や、図を何本も描く速さの問題など)
- 3つ目の箱:初めて見るが、落ち着けば解ける問題
- 4つ目の箱:初めて見て、とても難しい問題(合格者もあまり解けていない問題)
箱ごとにやることを変える
1つ目の箱
まちがえたら必ず解き直します。本番で落とすと差がつく問題です。解き直したら、同じ単元の例題がすらすら解けるかも確かめます。
2つ目の箱
解き直したうえで、同じ単元の似た問題を何題も解きます。1、2題では身につきません。
3つ目の箱
解き直しながら、どこで手が止まったかを書きとめます。「この難しさなら取りに行ける」という感覚を育てます。
4つ目の箱
解き直さなくてかまいません。捨てる判断も受験の大切な力です。
最後の線引きは大人がする
4つ目の箱に入れるかどうかは、子どもに任せないでください。苦手な問題ほど、子どもは「出ない問題」にしたがります。難しく見えても、実は2つ目の箱に入る問題はたくさんあります。迷ったら解き直す側に入れる、と決めておくと分類がぶれません。
見たことがあるか迷ったら、教科書の同じ単元に似た例題があるか、解説を一度読んで自力で解き直せるか、同じ学校の別の年度に似た問題が出ていないか、を確かめます。2回以上出ていれば、その学校の定番問題です。
ご家庭での進め方
- 1回分を解いたら、正解した問題も含めて全問に箱の印をつけます
- 箱ごとに、落とした点数を合計します。たとえば合格点まで10点足りないのに、1つ目の箱だけで14点落としていれば、新しいことを覚えなくても届くとわかります
- 1つ目、2つ目、3つ目の箱の順に解き直し、4つ目には手をつけません
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この記事は、noteに書いた記事をもとにまとめ直したものです。
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