慶應SFC 帰国生入試の算数
慶應義塾湘南藤沢中等部(SFC)の帰国生入試では、算数は一般入試とまったく同じ問題です。「帰国生だから算数は軽め」は通用しません。一般のトップ層と同じ45分の算数で、取れる問題を全部取る準備をします。
SFC帰国生入試の基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 一次 2月2日(筆記)、二次 2月4日(面接・体育実技) |
| 募集人数 | 帰国生 約30名(一般 約70名とは別枠) |
| 科目 | 4科(国算理社)か3科(国算英)を出願時に選ぶ |
| 算数 | 45分・100点。一般・帰国・4科・3科すべて同じ問題 |
| 二次試験 | 面接(本人・保護者)と体育実技 |
2026年度の帰国生入試は、志願者164名、一次受験122名、最終合格46名(繰上4名を含む)でした。実質倍率は約2.7倍で、一般入試(約4.8倍)の半分ほどです。入口としては有利ですが、算数の問題は一般と同じです。
出願資格・日程は年度で変わることがあります。必ず学校の募集要項で確認してください。
算数の出題傾向
大問6題・小問約18問
大問1が計算、大問2が小問集合、大問3からが単元別の大問です。45分で約18問なので、1問あたり2分半のテンポが必要です。
超難問は出ない
標準からやや難の問題が均質に並びます。合格する子は、取れる問題をほとんど落としません。1問のミスがそのまま差になる試験です。
答えのみを書く形式
途中式の部分点がありません。計算ミスは即失点です。検算を解き方の中に組み込みます。
よく出る単元は、はっきり偏っています。
- 速さ:グラフ(ダイヤグラム)の問題が中心。旅人算・流水算も
- 割合:仕事算・ニュートン算・食塩水の3つ
- 図形:回転移動などの図形の移動、水の深さの変化
- 規則性:数表の規則、隣り合う数の差から規則を見つける問題
- 数の性質:最大公約数・最小公倍数、中央値など「知っていれば数秒」の問題
場合の数は少なめで、出ても入門レベルです。
元八塾の得点設計
SFCは「捨て問を作る学校」ではなく、「取れる問題を全部取る学校」です。
| どこで | 目標 | 目安 |
|---|---|---|
| 大問1(計算) | 完答 | 15点 |
| 大問2(小問集合) | 完答 | 15点 |
| 大問3〜6の(1)(2) | 完答 | 48点 |
| 大問3〜6の(3) | 方針が見えたものだけ | 上積み |
大問1・2と、各大問の(1)(2)を取り切れば78点前後になります(小問の配点を均等と見た場合の目安です。平均点・合格最低点は学校から公表されていません)。捨ててよいのは各大問の(3)だけです。
45分の使い方も先に決めておきます。
- 0〜7分:大問1・2を完答。詰まったら印をつけて飛ばす
- 7〜35分:大問3〜6の(1)(2)を順に。1大問7分以内
- 35〜45分:残した(3)と見直し。検算は大問1・2を最優先
帰国生が気をつけること
3科でも算数は100点
英語が得意な帰国生は3科(国算英)を選ぶことが多いですが、国語と算数で200点を占めます。英語で差をつけても、算数が一般の水準に届かないと一次は通りにくい配点です。
海城の帰国生入試とは別物
帰国生入試の算数がやや素直な学校もありますが、SFCは一般と同じ問題です。一般のカリキュラムと同じだけ算数を仕上げる前提で計画を立てます。
二次の準備も並行して
二次試験には面接と体育実技があります。帰国生は英語での面接もあります。12月以降は学科と並行して準備します。
元八塾での進め方
- 答案を見て、失点を「知らなかった」「時間が足りなかった」「読み違い・計算ミス」の3つに分けます
- 頻出の4分野(速さのグラフ、割合の3つの特殊算、図形の移動と水の深さ、規則性)の解き方の型を先に固めます
- 過去問は最初から45分で計ります。7割を下回る間は(3)に手を出さず、(1)(2)を取り切る練習に絞ります
講師は、enaの西船橋校とシンガポール校で最上位クラスを担当してきました。指導した生徒の帰国生入試の合格先には、慶應義塾湘南藤沢中等部が含まれます。
料金
| コース | 月謝(税込) |
|---|---|
| 帰国生入試の算数(小学3〜6年生・1回60分・月4回) | 33,000円 |
オンライン指導は、入塾金・システム管理費がかかりません。時差にあわせて授業の時間帯を決めます。通常の指導枠は、12月開始分から受け付けています。
ご相談
初回のご相談は無料です。SFCの過去問やテストの答案があれば、それをもとに「どこで点を落としているか」をお話しします。
メールでも受け付けています:[email protected]
本ページは慶應義塾湘南藤沢中等部とは関係のない、元八塾の独自の分析です。