東京女学館 帰国生入試の算数
東京女学館(国際学級)の帰国生入試の算数は、30分・50点の短い試験です。過去問5回分の25大問をすべて解いて分類すると、前半の大問1・2は毎年まったく同じ役割で、後半も出る分野が5種類にしぼられていました。基礎と標準の問題を取り切ることが、いちばんの対策です。
帰国生入試の基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年11月28日(土)午後(2027年度入試・1回のみ) |
| 選べる形 | ①算数(30分・50点)+英語資格(50点)/②算数(30分・50点)+国語(30分・50点) |
| 英語資格のみなし点 | 英検準2級 40点・2級 45点・準1級以上 50点(①は英検準2級以上の人だけが選べます) |
| 募集人数 | 第1学年 女子30名 |
| 出願資格の目安 | 1年以上の海外生活があり、帰国後3年以内(2023年12月1日以降に帰国) |
| 合格発表 | 試験当日の22:00(インターネット) |
2026年度の帰国生入試はA日程・B日程の2回ありましたが、2027年度は11月28日の1回です。出願資格・日程・配点は年度で変わることがあります。必ず学校の募集要項で確認してください。
どちらの形で受けても、算数は50点
英検準2級以上を持っていれば、①を選んで英語資格をみなし点にできます。準2級なら40点、2級なら45点が最初から入ります。この場合、合否は算数の50点でほぼ決まります。
国語で受ける②では、算数と国語が50点ずつです。どちらの形でも、算数の50点は同じ重さで入ります。30分の算数でどれだけ落とさずに取れるかが、合否の中心になります。
過去問5回分から見えた出題傾向
大問1と大問2は、毎年同じ役割
大問1は計算問題が6〜7問で、すべて基礎の問題です。大問2は小問集合が4問で、すべて標準の問題です。5回とも形が変わりません。
大問1には、単位をそろえて計算する問題が毎回入っています。計算そのものより、単位の見落としで点を落とす子が多いところです。
小問集合は、同じ型がくり返し出る
5回分の小問集合は全部で20問です。そのうち、損益算・過不足算・年齢算・濃さ(食塩水)・約束記号の5つの型が、それぞれ2回ずつ出ています。この5つの型だけで、20問中10問をしめます。
大問3〜5は、5つの分野が入れかわる
大問3〜5の15題の内訳は、平面図形5題、進行グラフ(速さのグラフ)3題、規則性3題、立体図形2題、割合と集合1題でした。
- 平面図形は毎年1題出ます。考え方は「角度」「相似と面積比」「円のまわりの面積」の3種類に収まります。
- 応用レベルの5題は、すべて大問4か大問5にあります。そのうち3題が進行グラフです。
つまり、大問1・2の20題と、大問3の平面図形を取り切れば、合格に必要な点の多くがそろいます。応用の5題は、全部解けなくてもかまいません。
点を落としやすいところ
単位の見落とし
大問1の単位をそろえる問題は、毎回出ます。cmとm、gとkg、分と時間がまざっていても、急いでいると気づかずにそのまま計算してしまいます。30分の試験では見直しの時間も短いので、最初に単位に線を引く習慣が効きます。
小問集合の「型」を知らない
損益算や年齢算は、帰国生が日本の塾の教材で十分に練習していないことが多い型です。考え方を知っていれば1〜2分で解ける問題を、その場で考えこんで時間を使ってしまいます。5つの型は、出る前提で準備しておきます。
進行グラフで、グラフの意味が読めない
後半でいちばん難しいのは、進行グラフです。グラフの線が折れ曲がる点が、「出会った」「着いた」「出発した」「休んだ」のどれなのかが読めないと、何を求めればいいかが分かりません。英語の授業でグラフに慣れていても、日本の算数のグラフの読み方は別に練習が必要です。
元八塾での進め方
- 大問1と大問2を、5回分まとめて解きます。単位に線を引いてから計算し、まちがえた問題には型の名前を書きそえます。
- 小問集合の5つの型(損益算・過不足算・年齢算・濃さ・約束記号)を、それぞれ基本問題から練習します。
- 平面図形の5題は、年度順ではなく「角度」「相似と面積比」「円の面積」の3つに分けて、続けて解きます。
- 進行グラフの3題で、グラフの折れ点に「出会い」「到着」「出発」「休けい」を書きこむ練習をします。
- 答案を見て、失点を「知らなかった」「時間が足りなかった」「読み違い・計算ミス」の3つに分けます。30分で何を取り、何を捨てるかを先に決めます。
- 英検の級と国語の力を見て、①と②のどちらで受けるかを一緒に考えます。
講師は、enaの西船橋校とシンガポール校で最上位クラスを担当してきました。
料金
| コース | 月謝(税込) |
|---|---|
| 帰国生入試の算数(小学3〜6年生・1回60分・月4回) | 33,000円 |
オンライン指導は、入塾金・システム管理費がかかりません。時差にあわせて授業の時間帯を決めます。通常の指導枠は、12月開始分から受け付けています。
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ご相談
初回のご相談は無料です。東京女学館の過去問やテストの答案があれば、それをもとに「どこで点を落としているか」をお話しします。入試まで時間が短い場合も、取る問題をしぼってご提案します。
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本ページは東京女学館中学校とは関係のない、元八塾の独自の分析です。